デイトレーダーの取引の仕方とは
投資における「勝ち負け」とは一体、何だと思いますか。往々にして「予想が当たる=勝ち」、「予想が外れる=負け」と判断しがちですが、投資の最大の目的は利益を得ることなので「儲けた=勝ち」、「損した=負け」が正解です。
極論ですが、10回取引をして予想が外れまくった結果「1勝9敗」だったとしても、9回の損失を小さくし1回の利益を大きくすれば「勝つ」ことができます。そのためには「損切りは早めに、利喰いを伸ばず」ことが重要になってきます。
具体的には、買値から5%下がったら損切りをするというルールをまず決めます。その上で10%上がったら、改めて損切りラインをその時点から5%下がった価格へ修正します。あとは10%上がるごとに損切りのラインを徐々に上げていくというやり方です。
例では-5%と+10%としましたが、-2%と+4%でもよいですし、-5円と+10円と価格で設定するもよいでしょう。数字に正解はありませんので、設定は各自の好みになります。
と以上のような話をすると、比較的多くの方から賛同を頂きます。しかし、この理屈では「1勝9敗」でも「1勝100敗」でも「勝つ」ことは可能な反面、人間の心理としては勝率が下がることは相当なストレスになることは間違いないでしょう。
よって、自分は何回取引ができて「何勝何敗」なら耐えられるかなどの簡単なシミュレーションは取引をする前にしておくべきかと思います。