-★今月の一押し記事★-

FXバイナリーオプション&仮想通貨 ICO ブログ 金言秘伝アラカルト

投資初心者からアクティブトレーダーまで『株式投資やFX(バイナリーオプション)』のテク二カル手法から格言や大胆予想まで投資全般について幅広く解説。

初心者必見!使えるチャートパターンとは

トレンド相場に入っているからといって、常に一本調子で上がり(下がり)続ける訳ではありません。トレンドを形成していく過程においては、上昇(下落)が 一旦落ち着くことで、そこの価格帯を行ったり来たりする展開になる時があります。そして、このような時によくみられるのが、「三角保合い」というチャートパターンです。

 

「三角保合い」とは、上へも下へも方向感が出ない状態が続き、かつその動きが徐々に縮小していくパターンです。切り下がっていく高値同士を結んだ線と、切り上げていく安値同時を結んだ線の形状が「三角」になるのが名称の由来で、「ペナント」とも呼ばれています。

 

このパターンが注目される理由は、「三角保合い」から上か下かへ脱した後、その方向へ価格が大きく振れるケースが多いからです。「三角保合い」から上放れれば大きく上昇し、下放れれば大きく下落するということです。「保合い放れに付け」という格言はここからきています。

 

経験則で言えば、例えば上昇トレンドの過程において出現した「三角保合い」は上放れるパターンが多く、下降トレンドの過程において出現した場合は下放れるパターンが多いようです。

 

そして、上値抵抗線と下値支持線の延長線上となる「三角保合い」の頂点まで保ち合いの状態が続くことはほとんどなく、「三角」の底辺から2/3を過ぎた時期で上下のどちらかへ振れるとされています。

 

デイトレードのような短期の時間軸でも見方は同じなので、手掛かりとなる材料が少ない時などには、特に使えるツールになると思われます。