株式投資での推奨手法とは
株式投資でのおすすめの手法とは
相場の先行きを予想するにあたり、2本のローソク足の組み合わせから予想する分析手法があります。今回はその中から基本的なパターンをいくつか紹介したいと思います。
まずは「あて首線」です。これは陰線引けとなった前日のローソク足に対して、当日は下方へ窓を開けて始まり、その後は反発するものの、前日の終値まで届かずに取引を終えてしまうことでできるパターンです。下降トレンド時に出現すると売りのポイントとされます。
「入り首線」は、陰線引けとなった前日のローソク足に対し、当日は下放れて寄り付くものの、その後は反発して前日の終値は超えてくるものの、(前日の)中心値までは届かず取引を終えることでできるチャートパターンです。この形も下降トレンド時は売りのポイントとされます。
そして「差し込み線」は陰線引けとなった前日のローソク足に対し、当日は下放れて寄り付くものの、その後は反発して前日の中心値の手前付近まで上げることでできるチャートパターンです。相場の安値圏付近で出現すると(打診)買いのポイントとされます。
「あて首線」、「入り首線」、「差し込み線」の全てにおいて、前日のローソク足を首に。当日のローソク足を刀として考えると、それぞれイメージしやすいかもしれません。基本的には日足ベースで用いる見方ですが、考え方についてはあらゆる時間軸でも使えるので、チャートを眺めながらいろいろとイメージしてみるとよいでしょう。