株式投資の失敗から学ぶ1日何度も取引結果判明型投資
現在の株価が割安か割高なのかを計る指標として、「PER(株価収益率)」をご覧になる方は多いと思います。「PER」は「株価÷1株当たりの当期純利益」で算出され、その意味は利益に対して株価が何倍まで買われているかを示しています。
例えば、A社の株価が400円で、1株当たり利益が20円ならば、PERは20倍になります。一般的は15倍以下なら割安とされるようです。
ただ、この「PER」。業種ごとに数値が大きく異なるケースもある上に、絶対的な基準から見た割安・割高を判断するものではありません。このため、単純に「PER」が全業種の中で低いから割安と判断して投資したものの、ずっと割安のまま、何年も放置されてしまっているケースも多く見受けられます。
よく、「長期投資はリスクが低い」という意見も聞きますが、それについては「そういう銘柄もあったし、そうでない銘柄もあった」というのが、失われた20年と呼ばれた時代を振り返ってみた結果、現時点で導き出される回答になるような気がします。もちろん、今後の数十年においては、長期投資が正解になるかもしれませんが。
株式投資は続けつつ、バイナリーオプションも始めてみることで、長期と短期という時間軸を分散させた取引を行うことができるため、投資の失敗を減らす効果もあると思います。