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FXバイナリーオプション&仮想通貨 ICO ブログ 金言秘伝アラカルト

投資初心者からアクティブトレーダーまで『株式投資やFX(バイナリーオプション)』のテク二カル手法から格言や大胆予想まで投資全般について幅広く解説。

投資初心者向けのチャートの見方で負け戦を減少

テクニカル分析の基本中の基本とされる移動平均線。最近では2本の移動平均線を用いた「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」という用語もかなり一般へ広まってきた感があります。しかし、漠然と「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」を使っても、うまくいかないケースというのもよくあります。

このような、あるテクニカル分析がうまく機能しない時は、別のテクニカル指標をもう1つ加えた分析をすると、うまく機能するケースがあります。ここでは「ゴールデンクロス」や「デッドクロス」に「移動平均線・乖離率」を加えた分析を紹介したいと思います。

「移動平均線・乖離率」とは、移動平均線から終値までの乖離率をパーセントで表したもので、過去の乖離率との比較から現在のレートが、買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを判断するものです。

具体的な投資戦略としては、ある相場の移動平均線が「ゴールデンクロス」を形成しても、すぐには買わずに乖離率も確認します。その上で、現状の乖離率が過去のパターンから売られ過ぎのレベルであると判断できる場合は、「売られ過ぎの局面によるゴールデンクロス」なので買います。そして、乖離率が売られ過ぎのレベルに達していない時は、「ただのゴールデンクロス」なので、買いは見送ります。

「デッドクロス」による売りの売買タイミングも、乖離率が買われ過ぎの段階にあるのかどうかを見て、判断します。

これはFXや株式投資でも使えますし、バイナリーのような予想をするだけの取引でも、十分活用に活用できると思います。